どの座席を購入すればよいの?
結論:迷ったら中央
ピアノ協奏曲なら「ピアニストの手元が見たい→左寄り/音重視→右寄り」
おすすめ座席早見表
早速ですがすぐにでもチケットを買いたい人向けに早見表を作りました。
| あなたの優先 | おすすめ座席 ステージを前にして | 理由 | 注意点 |
| 迷った 失敗したくない | 中央寄り | バランスが 崩れにくい | 人気で埋まりやすい |
| 迫力が欲しい | 中央寄り・前方 | 指揮者・表情が 見える | 近すぎると音が 偏ることがある |
| ピアノの手元が 見たい | 左側寄り・中前方 | 鍵盤の動きが 見やすい | 端すぎると見切れ 注意 |
| ピアノの音を 楽しみたい | 右寄り・中央付近 | ピアノの響きが良い | 個人差あり |
なぜ中央が無難か?
クラシック音楽のコンサートはポップアーティストなどのコンサートとは違い、
原則としてマイクを使わず、生の音を聴衆に届けています。
つまり、ホールの構造を生かした響きで聴衆に届けているのです。
クラシック音楽に適したホールはどの座席に座っても良い音が聴こえるように
設計されてはいますが、差があるのも事実です。
最もバランスが取れているのは中央です。そして、前方ではなく後方寄りの印象です。
前方の方が音が良く聴こえて迫力があるのでは?と思われる方もいると思います。
たしかに前方の方が、演奏者の表情や指揮者のダイナミックな動きを見ることができ、
ヴィヴィッドな音楽体験ができると思います。
しかし、オーケストラの公演では多数の奏者(多い時は100人超え)で演奏しています。
前の方に座りすぎるとステージの前で演奏している人の音しか聴こえず、
後の方で演奏している楽器の音が聴こえづらくなります。
ホールの音響は良いホールであるほど、楽団全員の音をうまくブレンドして届くように
設計されています。
だからこそ、中央から少し後ろ寄りのところが最も良い座席と言えます。
ホールの種類と適した座席
ここで少し寄り道して豆知識を。
ホールがあればその数だけの様々な形があります。
一般的には次の4種類に分類できるようです。
- 馬蹄型:パリ・オペラ座、日生劇場など
- シューボックス型:ウィーン楽友協会、京都コンサートホールなど
- ヴィンヤード型:ベルリン・フィルハーモニー、サントリーホールなど
- コンサートホール型:東京文化会館など
おすすめの座席は上記の早見表の通りです。
ただしヴィンヤード型には舞台後方席という別の楽しみ方があります。
前方の席と聴こえ方は異なりますが、指揮者の表情や動きがよく見えるので、
一般的な座席では得られない体験ができます。
コンサートに慣れてきたら体験するのも一つかもしれませんね。
ピアノ協奏曲を聴きに行こう
クラシックのコンサートといえば色々な種類があります。
交響曲などを演奏するオーケストラのコンサートやオペラ、
その他にもピアノリサイタルや歌曲、室内楽など、
規模や出演者も様々です。
様々な種類のコンサートがある中で、私は初めてのコンサートデビューには
ピアノ協奏曲がある公演
をおすすめします。
詳細の理由については別記事に書く予定ですが、
ピアノ協奏曲というのは主役をピアノとして、伴奏としてオーケストラがある
イメージです。
1回の公演でピアノとオーケストラの両方を味わえます。
そして、ピアノ協奏曲を聴きにいく場合には座席選択におけるコツが少しあります。
あなたが「プロのピアニストのテクニックを目で見てみたい!」
と思うのであれば、やや左側の座席をおすすめします。
そうするとピアニストが演奏している様子や鍵盤がよく見え、
視覚的にもコンサートを楽しむことができると思います。
今をときめくピアニストが実際演奏している姿を見てみませんか?
「いや、私はいいピアノの音が聴きたい!」という人は
左側よりも中央右寄りがおすすめです。
ピアノは座席から見るとこのような形で配置されることが多いです。

この蓋の開き方の性質上、ピアノの音は正面または右寄りに響きやすいのです。
だからこそ、ピアノの音を味わいたい人は中央または右寄りに座るのがおすすめです。
まとめ:座席を決める3ステップ
迷ったらこの順で座席を決めましょう。
- ホールの形を確認:同じ列でもやや体感が変わります
- 公演ジャンルを確認:今回はオーケストラ公演を前提に書きました
- 自分の目的で微調整
・迷ったら中央寄り
・迫力が欲しい→中央寄りの前方もアリ
・ピアノ協奏曲なら→手元を見るなら左寄り、音を楽しみたいなら右寄り
最後にもう一度。迷ったら中央寄りを選べば大きく外しにくいです。
今回はここまで。
次はおすすめの公演の選び方を解説しますね。
疑問点がありましたら、下記のお問い合わせフォームをご利用ください。
また、Xからご連絡いただいても構いません。
それでは、また。
