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はじめてのクラシック

Apple Musicでクラシックを探すコツ

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クラシックを聴こうと思って検索しても、候補がずらっと並んで迷いませんか。
同じ作品でも、指揮者やオーケストラが何度も録音するため、候補が多すぎるからです。

この記事では、Apple Musicでクラシックを初めて聴く人向けに、迷わない入り口を3つに絞って紹介します。
まずは1曲というより、最初は1トラック(=1楽章)だけで大丈夫です。気軽に試してみてください。

この記事でわかること:

  • Apple Musicでクラシック音楽を探す最短ルート
  • 曲名/作曲者/推し演奏家 の3つの入り方
  • 迷ったときの次の一手

まずは迷わないための全体図

迷ったらこれだけ

最短ルート

  • 「はじめての〜」系のプレイリスト→気に入った曲→作曲者(または作品名)で深掘り

ミニルール(迷子防止)

  • 1回目は1トラックだけ(交響曲・協奏曲なら第1楽章だけでもOK)
  • 聴き比べは2つまで
  • 迷ったら有名オケか検索上位アルバムで固定
  • 「通しで聴かなきゃ」は不要。続きは気分が乗ったときでOK

目的別 早見表

入り方検索語の型最初の1つの選び方迷ったら
曲名から入る曲名+作曲者検索結果の上位アルバムを再生有名オケの録音にする
作曲者から入る作曲者名入門プレイリストから1トラックだけ再生人気上位を上から1つだけ
推し演奏家から入る演奏家名/演奏家名+作品名まず最新アルバムを再生ベスト盤や入門プレイリストでも可

まずは表通りに1つだけ再生してみてください。

ステップ0:検索の前に知っておくべきこと

冒頭でも触れましたが、同じ作品なのに検索結果がたくさん出るのは正常です
クラシックは、同じ作品が指揮者やオーケストラ違いで何度も録音されているからです。

失敗しにくいコツは、検索語に一語足すことです。
たとえば 作品名に オーケストラ名 や 指揮者名 を足すだけで、候補がぐっと絞れます。

またクラシックは長い作品も多いですが、最初は1楽章だけで大丈夫です。
通しで聴こうとせず、まずは1トラック試してみましょう。

ルート1:曲名から入る

こんな人向け

  • この曲を聴いてみたいと曲名が浮かぶ人
  • 四季、運命、月光など名前だけは知ってる人

検索語テンプレ

まずはこの順番で試すと迷いにくいです。

  • 曲名+作曲者
    例)交響曲第5番 ベートーベン、ピアノ協奏曲第1番 チャイコフスキー

これでも候補が多いことが多いです。その時は指揮者やオーケストラ名など1語足すと候補をさらに絞ることができます。

  • 曲名+作曲者+指揮者
    例)交響曲第5番 ベートーベン カラヤン
  • 曲名+作曲者+オーケストラ名
    例)交響曲第9番 ドヴォルザーク ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

検索したら、まずは検索結果の上位に出てくるアルバムを1つ再生してみてください。ここでは正解探しをしなくて大丈夫です。最初の目的は、好みかどうかを確かめることです。

交響曲や協奏曲など長い作品は、通しで聴こうとしなくてOKです。まずはトラック一覧から第1楽章だけ再生して、雰囲気をつかみましょう。気分が乗ったら、そのまま次の楽章に進めば十分です。

次の一手

気に入ったら、同じ作品のまま録音だけもう1つ聴いてみるのがおすすめです。指揮者やオーケストラが変わると、テンポや音の厚み、雰囲気が意外と変わります。

ただし聴き比べは2つまでにします。ここで増やし始めると、候補が無限に出て迷子になりやすいからです。

それでも決めきれなかったら、気に入った方をライブラリに追加していったん終了でOKです。クラシックは後からいくらでも戻れます。まずは自分の中の基準になる1つを手元に残すことを優先すると、次が楽になります。

ルート2:作曲者から入る

こんな人向け

  • 曲名はあまり思い浮かばないけど、王道から入りたい人
  • ベートーベンやモーツァルトなど、作曲者の名前なら聞いたことがある人
  • まずは雰囲気が合うかどうか、広く試してみたい人

検索語テンプレ

迷ったら、まずはこれだけでOKです。

  • 作曲者名
    例)ベートベン、モーツァルト、ショパン

検索結果の上位に出てくるアルバムを1つ再生してみてください。
また、Apple Musicでは はじめての〇〇(作曲者名) のようなプレイリストが用意されていることがあります。ここから1曲選ぶのもおすすめです。
ここから一曲選ぶのがおすすめです。
プレイリストの一番上から選ぶのも良いですが、迷ったら次の基準で選ぶと安心です。

  • 題名がわかりやすい(聞いたことがありそう、イメージしやすい)
  • 1トラックで試せる、または楽章で区切れる(長い作品は第1楽章だけでOK)
  • 好きな楽器で選ぶ(ピアノ、ヴァイオリン、オーケストラ など)

ここも正解探しは不要です。上位に出てくるものを1つ鳴らして、合うかどうかを確かめるだけで大丈夫です。

次の一手

気に入った曲が1つ見つかったら、次はこの順番で進めると迷いにくいです。

  • 同じ録音のまま、続きの楽章を聴く
    1楽章だけ聴いたなら、2楽章、3楽章へ。気分が乗るところまででOKです。
  • その曲が入っているアルバムを、上から順に聴いてみる
    同じ雰囲気の曲が並んでいることが多いので、自然に次が見つかります。
  • 余裕があれば、同じ作品の別録音を1つだけ聴く
    聴き比べは2つまで。増やすと候補が無限に出て迷子になりやすいです。

最後に、いちばん気に入った録音をライブラリに追加して終わりでOKです

ルート3:推し演奏家から入る

こんな人向け

  • 好きなピアニスト、ヴァイオリニスト、指揮者がいる人
  • まずは演奏の雰囲気で選びたい人
  • クラシックは詳しくないけれど、この人の演奏なら聴いてみたいと思える人

演奏家から入る方法は、作品選びで迷いやすい人に向いています。好きな音、好きなテンポ、好きな空気感を基準にできるからです。

検索語テンプレ

迷ったら、まずは演奏家名だけでOKです。

  • 演奏家名(ピアノ、ヴァイオリンなど)
    例)マルタ・アルゲリッチ、反田恭平、アンネ=ゾフィ・ムター
  • 指揮者名
    例)カラヤン、佐渡裕、ラトル

検索結果が多すぎるときは、作品名を1つ足して絞ります。

  • 演奏家名 + 作品名
    例)ラトル マーラー
    例)アルゲリッチ ショパン

検索したら、まずはその演奏家の最新アルバムを再生してみてください。最新作は、その人の今の音や方向性がまとまっていて、入り口として選びやすいです。

ただ、最新アルバムが重い、長い、難しく感じることもあります。その場合は無理に頑張らず、次のどちらかに逃げるのがおすすめです。

  • ベスト盤、人気曲集のようなアルバムを選ぶ
  • 入門系のプレイリストから1曲選ぶ

ここでも正解探しは不要です。まず1トラックだけ聴いて、合うかどうかを確かめましょう。長い作品なら第1楽章だけで十分です。

次の一手

気に入ったら、次はこの順番で進めると迷いにくいです。

  • 他の録音(別の演奏家、指揮者、オーケストラ違いなど)を1つだけ試す
    同じ作品でも録音が違うと雰囲気が変わります。迷ったら検索結果の上位に出てきた別アルバムをもう1つ再生すればOKです。聴き比べは2つまでで十分です。
  • プレイリストに戻って、お気に入りをもう1曲見つける
    もう1曲だけ、と決めると迷子になりにくいです。

最後に、いちばん気に入った録音をライブラリに追加して終わりでOKです。

補足:検索でつまずいたときの小ワザ

英語表記の方が検索しやすいことがある

Apple Musicは日本語でも探せますが、作品によっては英語表記のほうが一発で出ることがあります。うまく見つからないときは、同じ内容を英語でも試してみてください。
基本は 作品名 + 作曲者 の形です。

  • Beethoven Symphony No. 5
  • Tchaikovsky Piano Concerto No. 1
  • Vivaldi Four Seasons

演奏を絞りたいときは、指揮者名やオーケストラ名を足すのも同じです。

探しやすさ重視なら Apple Music Classical も選択肢

もし検索結果が多すぎて疲れるときは、Apple Music Classicalを使うのも手です。作曲者や作品単位で整理されていて、楽章ごとにもたどりやすいので、同名が多い作品ほど助かります。
ただ、普段からApple Musicを使っている人のほうが多く、私自身もApple Musicを使って聴いています。そこでこの記事では、まず使い慣れたApple Musicだけで迷わず聴き始める方法を紹介しました。検索で疲れたときだけ、Apple Music Classicalを補助的に使うくらいで十分です。

YouTubeや他のサブスクでも考え方は同じ

私はApple Musicを使っていますが、探し方の考え方自体はYouTubeや他のサブスクでもほぼ同じです。
ポイントは 作品名 + 作曲者 を基本にして、必要なら 指揮者名やオーケストラ名を1語足すこと。長い作品は1楽章(1トラック)だけで試すこと。この2つです。

YouTubeの場合はライブ映像や抜粋も混ざるので、迷ったら次のどちらかに寄せると安心です。

  • 公式音源、アルバム音源っぽいものを選ぶ
  • 再生リストや公式チャンネルから選ぶ

まとめ

クラシックは検索結果が多くて当たり前です。同じ作品でも録音がたくさんあるので、最初から正解を探そうとすると迷いやすくなります。この記事で紹介したように、入口を3つに絞って進めれば大丈夫です。

今日のおすすめアクション

  • 早見表から入口を1つ選んで、まずは1トラック再生する
  • 気に入ったら、その録音をライブラリに追加する
  • 余裕があれば、同じ作品で別録音を1つだけ試す

今回はここまで。
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また、Xからご連絡いただいても構いません。
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それでは、また。

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    医師の聴く専
    20代の医師/クラシックは演奏できず、ほぼ“聴く専”。大学生の頃にクラシック音楽の魅力にハマりました。非専門家の目線で「初めてのコンサート」「チケットの取り方」「サブスクの聴き方」などを分かりやすく整理して発信しています。少しでも多くの方にコンサートへ来ていただくことが目標です。
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