暮らしに合うクラシック|雪が降る日に
この間、東京でも雪が降って、しっかり積もりましたね。
雪景色って、普段と同じ場所でも別の街みたいに見えます。
その感じが好きです。
こういう冬の日に合う作曲家として、シベリウスを挙げたいと思います。
今回はフィンランドの作曲家ジャン・シベリウスに迫ります。
おすすめはこの3曲です。
シベリウス おすすめ曲3選
- フィンランディア
- ヴァイオリン協奏曲
- 交響曲第2番
ジャン・シベリウスとは

シベリウス(ジャン・シベリウス)は、1865年にフィンランドで生まれた北欧を代表する作曲家です。
北欧の自然を思わせるような、澄んだ響きの音楽を書く人。
自分の中ではそんな印象があります。
一方で当時のフィンランドは、ロシア帝国の影響下にありました。
その中でシベリウスは、民族意識を高めるような作品も残しています。
そんな彼の音楽から、今日はおすすめの3曲を紹介します。
フィンランディア
フィンランディアは、シベリウスが1899年に作曲(1900年に改訂)した交響詩です。
フィンランディアは、ロシア帝国の影響下にあった時代に新聞祭典のために書かれ、結果的に民族意識を象徴する曲として広く親しまれるようになりました。
音楽は重々しいスタートで始まり、暗く重い風景を思わせます。
その後は行進曲っぽく高揚していって、最後は合唱のような美しいサウンドに包まれます。
演奏時間はだいたい8〜9分前後(演奏によっては10分近く感じることも)。
短い中に見どころが多いので、シベリウスの入り口としてかなり良い曲だと思います。
ヴァイオリン協奏曲
元々、ヴァイオリニストを目指していたシベリウスの真骨頂が発揮されたのがこの作品です。
寒い雪国を思わせる冷たい入りから、美しい鳥が優雅に飛び立つように独奏のヴァイオリンが鳴り響きます。
非常に内省的な2楽章、民族舞踊のような第3楽章とシベリウスの魅力を存分に味わえる名曲です。
演奏時間はだいたい35〜40分くらい。
ヴァイオリン協奏曲の入門としても勧めやすい1曲です。
交響曲第2番
シベリウスは交響曲を7曲残していますが、その中でも第2番はとくに人気が高い1曲だと思います。
第1楽章は、わりと穏やかに始まって、少しずつ景色が開けていく感じがします。
第2楽章は空気が一気に冷えて、ちょっと怖さもあるのに、どこか幻想的な感じです。
第3楽章はスピード感があって、勢いがどんどん増していきます。
そしてこの曲、第3楽章から第4楽章が切れ目なく続くのが気持ちいいです。
第4楽章はスケールが大きくて、最後まで一気に聴かせるタイプのフィナーレとなります。
シベリウスって「美しいメロディーを出す」だけではなく、
そこに持っていくまでの盛り上げ方がうまい作曲家だと思っています。
その「持っていき方」がいちばん分かりやすく味わえるのが、この第2番です。
(※曲の長さはだいたい45〜46分くらいのことが多いです)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
寒い冬、特に雪の日は家で過ごす時間が増えますよね。
そんな日にぴったりなのが、シベリウスの作品です。
今回挙げた3曲(フィンランディア/ヴァイオリン協奏曲/交響曲第2番)から、
気になったものを1曲だけでもぜひ聴いてみてください。
今回はここまで。
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