【公演レビュー】トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン(@兵庫芸術文化センター)
日時:2026年4月5日(日)14:00
会場:兵庫芸術文化センター KOBELCO 大ホール
演奏:トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
プログラム
- ワーグナー:
ジークフリート牧歌 - シェーンベルク:
浄められた夜 op.4(弦楽オーケストラ版) - メンデルスゾーン:
序曲「フィンガルの洞窟」op.26 - メンデルスゾーン:
交響曲第4番 イ長調 op.90「イタリア」 - (アンコール)J.シュトラウスⅡ:
トリッチ・トラッチ・ポルカ
4月5日、兵庫芸術文化センター
KOBELCO 大ホールにて、
トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンの
公演を聴いてきました。
ウィーン・フィルの公演を生で聴くには、
通常2万〜4万円ほどかかります。
今回はトヨタ自動車の支援もあってか、
1万円でウィーンの音色を楽しめる
お得なコンサートでした。
昨年の来日公演には都合がつかず、
久しぶりにウィーン・フィルらしい
あたたかな音色に触れることができ、
満足度はとても高かったです。
それでは、詳細をご紹介します。
ジークフリート牧歌(ワーグナー)
最初の一音から、
ウィーンならではのやわらかな音色が
会場を包みました。
まさに祝祭的な幕開けです。
演奏中にオーボエ奏者が退場する
ハプニングもありましたが、
全体として美しい雰囲気が
保たれていました。
特にフルート奏者の演奏が印象的で、
透き通るような音色が
牧歌の穏やかな世界を
鮮やかに描いていました。
浄められた夜(シェーンベルク)
コンサートマスターのシュトイデさんが
事前のインタビューで
「この作品を演奏できるのがとても嬉しい」と
語っていた一曲です。
シェーンベルク初期の退廃的な雰囲気と、
ハッとするような美しさが
見事に表現されていました。
弦楽器の響きが深く絡み合い、
繊細な感情の揺れを丁寧に描いた
素晴らしい演奏でした。
序曲「フィンガルの洞窟」(メンデルスゾーン)
事前の期待はそれほど高くなかったのですが、
聴いてみると
「こんなにいい曲だったのか」と
思わされました。
ウィーンならではの美しい音色に
なんとも言えない哀愁が乗り、
岩窟の情景が目に浮かぶようでした。
短い曲ながら、
強く印象に残る演奏でした。
交響曲第4番「イタリア」(メンデルスゾーン)
明るく弾けるような第1楽章から
一気に引き込まれました。
「イタリア」の名にふさわしい陽気さです。
最終楽章は激しいリズムで畳み掛け、
華やかなフィナーレを形成していました。
ただ、指揮者なしの演奏ゆえか、
テンポやバランスの面では
やや工夫の余地を感じる箇所も。
それでも音色の美しさは際立っていました。
アンコール:トリッチ・トラッチ・ポルカ(J.シュトラウスⅡ)
アンコールはヨハン・シュトラウスの
「トリッチ・トラッチ・ポルカ」でした。
勢いよく楽しげな演奏で、
会場の雰囲気を最高潮に
盛り上げてくれました。
まとめ
チケット価格を考えると、
これほどの水準でウィーンの響きを
楽しめたのは大満足です。
ウィーン・フィルのメンバーによる演奏を
身近に体験できる貴重な機会でした。
次の来日も楽しみにしています。
今回はここまで。
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