暮らしに合うクラシック|静かな夜に
一日がんばった夜は、
ゆったり過ごしたい。
自分の時間を持てるだけで、少し幸せです。
そんな時間に、
音楽をひとつ足してみませんか。
静かな夜にそっと寄り添ってくれるような、
素敵なクラシックを3曲紹介します。
夜に聴く3曲
- ブラームス:4つのバラード
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
- ブルックナー:交響曲第7番 第1楽章
順に解説していきます。
ブラームス:4つのバラード
こんな曲
ブラームスはドイツの作曲家・ピアニストです。
交響曲や室内楽など、骨太で密度の高い音楽で知られています。
そんなブラームスが、21歳の頃(1854年)に書いたのが
《4つのバラード》です。
若書きとは思えないほど、
響きは深く、構えも大きいです。
とはいえ、暗いだけではありません。
とくに第2曲と第4曲の冒頭には、
そっと心に寄り添うような旋律が出てきます。
全体は4曲。
もちろん1曲ずつでも聴けます。
まずは冒頭のメロディで、
「好き」と思った曲から始めてみてください。
気分が合う夜は、
最初から4曲まとめて聴くのもおすすめです。
おすすめ演奏
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
こんな曲
ベートーヴェンのピアノ協奏曲は、
第5番が通称《皇帝》として親しまれています。
でも第4番も、
静かな夜にこそ聴きたい傑作です。
この曲のいちばんの特徴は、
冒頭がピアノから始まること。
そっと置かれたメロディに、
心をゆだねたくなります。
第2楽章は、さらに静か。
弦の厳しさと、ピアノのやわらかさが向き合って、
気持ちを少しずつ整えてくれるようです。
第3楽章は、空気が軽くなる。
おどけたようなリズムで、
夜の静けさを壊さずに明るさだけを残してくれます。
全曲通しで聴くのもいいし、
まずは気になる楽章からでも大丈夫。
「今日はどこから入ろう」
そうやって選べるのも、夜の音楽の楽しさです。
おすすめ演奏
ブルックナー:交響曲第7番 第1楽章
こんな曲
ブルックナーは、
はまる人には深く刺さる一方で、
最初は「つかみどころがない」と感じることもある作曲家です。
その中でも交響曲第7番は、
入口になるメロディーがはっきりしていて、
手を伸ばしやすい一曲。
第1楽章のはじまりは、
弦の静かなうねりの上に、
ホルンとチェロが主題をそっと置いていきます。
美しく、でも雄大。
「盛り上げる」というより、
夜の時間をゆっくり広げてくれる音楽です。
おすすめは、
ゆったり過ごしているとき。
もし第1楽章が気に入ったら、
続けて第2楽章(アダージョ)へ。
この作品を代表する美しい楽章としても知られています。
おすすめ演奏
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゆったり過ごしながら、素晴らしい音楽をかける。
そんな有意義な時間を、ぜひ味わってみてください。
今回はここまで。
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