【2026/27】ウィーン・フィル定期公演プログラム|おすすめ6選
先日、ウィーン・フィルの
2026/27シーズン定期公演の
ラインナップが発表されました。
発表を受けて、私なりの第一印象は
下記のXにまとめています。
ウィーンフィルの2026/27の
— 初コンサート案内人 (@music_prescript) February 28, 2026
定期公演を見て
良さげなものピックアップ
26/9 サロネンのシベリウス5
27/3 ウェルザー=メストのミサソレムニス
27/10 ブロムシュテットのブル7
かなー、という感じです。
今回はその続きとして、
「じゃあ、どの回を選ぶと満足度が高い?」
をもう少し深掘りします。
紹介は2本立て。
- 初心者向け:初めてのクラシックでも外しにくい回
- 中級者向け:曲目や演奏家で選ぶ楽しさが出てくる回
ウィーン旅行で現地鑑賞を検討している方は、
公演選びのたたき台としてぜひ参考にしてください。
こちらよりプログラムは確認できます。
→https://www.wienerphilharmoniker.at/ja/konzerte?v=01-03-2026&ia=t&iv=f&sm=t
なお、楽友協会でのチケットの買い方や、
当日の流れ(入場〜休憩〜終演後)については、
こちらにまとめています。
公演まとめ
初心者向け公演
- 2026/10/10, 11 リッカルド・ムーティ
- 2027/2/20, 21 ヤニック・ネゼ=セガン
- 2027/6/19, 20 ヘルベルト・ブロムシュテット
中級者向け公演
- 2026/9/26, 27 エサ=ペッカ・サロネン
- 2027/3/20, 21 フランツ・ウェルザー=メスト
- 2027/6/5, 6 クリスティアン・ティーレマン
初心者向け公演
2026/10/10, 11 リッカルド・ムーティ
指揮:リッカルド・ムーティ
ピアノ:内田光子
プログラム
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
- ブラームス:交響曲第2番
こんな人におすすめ
- はじめてのウィーン・フィルで、まず外したくない
- 有名曲で感動したい
- 内田光子のベートーヴェンを、ウィーンで聴きたい
皇帝ムーティによる、
王道ど真ん中のプログラムです。
まず楽しみなのが、
ブラームス:交響曲第2番。
ウィーン・フィルと相性の良い作品だけに、
満足度はかなり高いはずです。
そしてもう一曲が、
内田光子のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番。
静けさの奥に深い世界がある曲で、
濃密な時間になりそうです。
2曲とも聴きやすい名曲なので、
初めての方にもおすすめできる公演です。
2027/2/20, 21 ヤニック・ネゼ=セガン
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
ソプラノ:クリスティアーネ・カルク
メゾソプラノ:エリーナ・ガランチャ
プログラム
- マーラー:交響曲第2番《復活》
こんな人におすすめ
- 合唱付きの大編成を、ホールで浴びたい
- 「一生モノの公演」を探している
ネゼ=セガン指揮で、
マーラー:交響曲第2番《復活》。
この曲をウィーン・フィルで聴けるだけで、
特別な公演になるはずです。
さらに注目は、メゾソプラノにエリーナ・ガランチャ。
第4楽章「原光」の独唱は、楽しみで仕方ありません。
条件が合うなら、迷わずおすすめしたい公演です。
2027/6/19, 20 ヘルベルト・ブロムシュテット
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
プログラム
- シューベルト:交響曲第7番《未完成》
- ブルックナー:交響曲第7番
こんな人におすすめ
- ブロムシュテットのブルックナーを聴きたい
- シューベルトの未完成を聴きたい
私がおすすめとして挙げている公演のひとつです。
ブロムシュテット指揮で聴く、
ブルックナー:交響曲第7番。
ブルックナーを深く愛する指揮者と、
ブルックナーと縁の深いウィーンの響き。
この組み合わせは、期待せずにいられません。
前半には、シューベルトの《未完成》も。
静かな名曲から、壮大な世界へ。
流れとしてもとても美しいプログラムです。
中級者向け公演
2026/9/26, 27 エサ=ペッカ・サロネン
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
プログラム
- ルトスワフスキ:交響曲第4番
- ドビュッシー:交響詩《海》
- シベリウス:交響曲第5番
こんな人におすすめ
- サロネンのシベリウスが聴きたい
- 《海》の色彩を、ウィーンフィルで感じたい
私がおすすめとして挙げている公演のひとつです。
フィンランド出身のエサ=ペッカ・サロネン。
シベリウス:交響曲第5番は、
やはり期待が高まります。
加えて、ドビュッシーも入っているのが嬉しいところ。
ウィーン・フィルの響きを、
サロネンがどう色付けするのか気になります。
一方で、冒頭のルトスワフスキは
初めて聴くと少しとっつきにくいかもしれません。
2027/3/20, 21 フランツ・ウェルザー=メスト
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
プログラム
- ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
こんな人におすすめ
- 美しい世界に浸りたい
- メスト×ウィーンフィルの組み合わせを聴きたい
私がおすすめとして挙げている公演のひとつです。
ベートーヴェンの大作、
《ミサ・ソレムニス》が聴ける公演。
神聖で美しい濃い音楽です。
美意識の強いメストが、
ウィーン・フィルの響きとともに
この作品をどう作り上げるのか。
静かな熱さを感じる特別な公演になるでしょう。
2027/6/5, 6 クリスティアン・ティーレマン
指揮:クリスティアン・ティーレマン
クラリネット:セバスティアン・ブライト
プログラム
- R.シュトラウス:オーボエ協奏曲
- シェーンベルク:交響詩《ペレアスとメリザンド》op.5
こんな人におすすめ
- 2種類の美しさを味わいたい
- ティーレマン×ウィーンフィルを聴きたい
前半は、R.シュトラウスの
オーボエ協奏曲。
晩年の小ぶりな編成で、
古典的な透明感が魅力の一曲です。
後半は、シェーンベルクの交響詩
《ペレアスとメリザンド》。
前衛のシェーンベルクになる前の、
濃密なロマン派。
世紀末的な陰影が美しいのに、
どこか残酷さも漂います。
前半の「光の美しさ」と、
後半の「闇の美しさ」。
この対比を味わえます。
まとめ
最初のポストでも触れましたが、
今季は尖った回が少ない一方で、
オーソドックスで満足度の高い公演が多い印象です。
ウィーン旅行を計画されている方は、
ぜひ現地でウィーン・フィルを体験してみてください。
今回はここまで。
疑問点がありましたら、
下記のお問い合わせフォームをご利用ください。
また、Xからご連絡いただいても構いません。
更新はXでも流しています。
公演前の不安を減らす小ネタも書いているので、
よければフォローください。
「クラシック、行ってみたい。でも不安…」
— 初コンサート案内人 (@music_prescript) January 19, 2026
その気持ち、すごく分かります。
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それでは、また。
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