今買える!ウィーン楽友協会3〜4月おすすめ公演
今回は、まだチケットが取れるウィーン楽友協会の公演から、
2026年3〜4月のおすすめコンサートをまとめました。
「初めてのクラシックでも外しにくい」初心者向けと、
曲目や演奏家で選ぶのが楽しくなる中級者向けの2本立てです。
これからウィーン旅行を予定している方は、
予定を組むときの参考にどうぞ。
チケットの買い方や、当日の流れ(入場〜休憩〜終演後)はこちらにまとめています。
公演まとめ
初心者向け公演
- 3/17 サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
- 4/18, 19 シュターツカペレ・ベルリン
- 4/21 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
- 4/29, 30 ウィーン交響楽団
中級者向け公演
- 3/7 エフゲニー・キーシン
- 3/19 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 3/21 スウェーデン放送交響楽団
- 4/17, 19 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 4/28 ロンドン交響楽団
初心者向け公演
3/17 サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
指揮:ダニエル・ハーディング
ピアノ:ダニール・トリフォノフ
イタリア屈指のオーケストラで聴く、
ブラームス×ドヴォルザークの王道プログラムです。
前半のブラームス(ピアノ協奏曲第2番)は、
歌うような旋律が多く、協奏曲が初めてでも入りやすい一曲。
そこにトリフォノフが来るので、「迷ったらこれ」枠に入れました。
プログラム
- ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
- ドヴォルザーク:交響曲第7番
こんな人におすすめ
初めての協奏曲/有名オケを一発で体験したい人
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=00059f06
4/18, 19 シュターツカペレ・ベルリン
指揮:クリスティアン・ティーレマン
ソプラノ:ユリア・クライター
ティーレマン×シュターツカペレ・ベルリン。
ドイツものの本物を味わえる、現代屈指の名コンビです。
前半はR.シュトラウスの管弦楽伴奏歌曲。
短い曲が次々に並ぶので、集中しやすく、初めてでも聴き疲れしにくい構成です。
後半はベートーヴェン《田園》。
旋律が親しみやすく、景色が浮かぶタイプの名曲なので、初心者にも安心しておすすめできます。
プログラム
- R.シュトラウス:管弦楽伴奏歌曲集(抜粋)
- 《誘惑》作品33-1
- 《夜の旅》作品44-2
- 《母のたわむれ》作品43-2
- 《憩え、わが魂よ》作品27-1
- 《巡礼の朝の歌》作品33-4
- 《明日(モルゲン)》作品27-4
- 《賛歌(ヒュムヌス)》作品33-3
- 《森の幸福》作品49-1
- ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》
こんな人におすすめ
田園を生で聴きたい/ドイツの名門オケを一度体験したい
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=0005e584
4/21 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ピアノ:藤田真央
藤田真央がモーツァルトの協奏曲を弾く公演。
「まずは間違いない1本」を探している人に、かなりおすすめです。
ドイツ・カンマーフィルは、少人数編成でも音が濃く、推進力のあるオケです。
日本でも人気が高く、初めて聴いてもパワーが伝わりやすいのが魅力です。
後半はメンデルスゾーン《スコットランド》。
親しみやすい旋律が多く、景色が浮かぶタイプの交響曲なので、
初心者でも楽しみやすいと思います。
プログラム
- シューベルト:交響曲第1番
- モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番
- メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》
こんな人におすすめ
藤田真央を生で聴きたい/旋律がきれいな交響曲が好き
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=000645d6
4/29, 30 ウィーン交響楽団
指揮:サントゥ=マティアス・ロウヴァリ
ピアノ:キリル・ゲルシュタイン
ピアノが主役の、華やかなプログラム。
藤田真央の師匠であるゲルシュタインの名人芸をまとめて味わえる公演です。
ラフマニノフ《パガニーニの主題による狂詩曲》は、
美しい旋律が次々に出てきて、初めてでも耳に残りやすい作品。
ガーシュウィンはジャズの香りがあって、
クラシックに慣れていない人でも入りやすいと思います。
プログラム
- バーンスタイン:ミュージカル《オン・ザ・タウン》より 3つのダンス・シーン
(「The Great Lover」「Lonely Town」「Time Square」) - ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
- ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
- ガーシュウィン:パリのアメリカ人
こんな人におすすめ
ジャズっぽいクラシックも楽しみたい/ピアノが好き
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=0005712e
中級者向け公演
3/7 エフゲニー・キーシン
「名演は約束されている。けれど選曲は玄人好み」
そんな公演です。
いまのキーシンは、技巧の派手さよりも、
音の重みと構築の強さで聴かせるタイプ。
静かな場面ほど“効いてくる”ピアニストです。
プログラム(渋め寄り)
- ベートーヴェン:初期ソナタ
- ショパン:マズルカ
- シューマン:クライスレリアーナ
- リスト:ハンガリー狂詩曲 第12番
華やかな“分かりやすい名曲集”ではなく、
内側に潜っていく曲が中心なので、今回は中級者向けにしました。
こんな人におすすめ
シューマンが好き/リサイタルで「濃い1本」を聴きたい人
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=0005e35d
3/19 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
ヴァイオリン:ピンカス・ズーカーマン
巨匠メータ×ウィーン・フィル。
この組み合わせだけで、もう特別な公演です。
前半はウェーバーの序曲でさっと空気を変えて、
続くブルッフの協奏曲は、ズーカーマンの“歌う音”が映える名曲。
そして後半はドヴォルザーク7番。明るい8番よりも陰影が深く、聴きごたえがある一曲です。
有名曲で分かりやすく盛り上がるタイプというより、
「王道の名曲を、渋い表情でじっくり味わう」プログラムなので、今回は中級者向けに入れました。
プログラム
- ウェーバー:歌劇《オベロン》序曲
- ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
- ドヴォルザーク:交響曲第7番
こんな人におすすめ
ウィーン・フィルを一度は聴きたい/メータの音楽を生で体験したい人
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=000571db
3/21 スウェーデン放送交響楽団
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
ピアノ:ユジャ・ワン
北欧の精鋭オケで聴く、サロネンのシベリウス。
これは素晴らしい公演になりそうです。
さらにユジャ・ワンが、ラヴェル《左手のための協奏曲》を演奏。
きらびやかというより、重量感と色気のあるタイプの名曲で、ホールで聴く価値が高い一曲です。
ただし全体はかなり渋め。
ラウタヴァーラ(現代曲)も入っていて、雰囲気的には中級者〜上級者向けに寄ります。
プログラム
- シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 作品105
- ラウタヴァーラ:ピアノ協奏曲第1番 作品45
- ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
- ドビュッシー:交響詩《海》(管弦楽のための3つの交響的素描)
こんな人におすすめ
北欧オケでシベリウスを浴びたい人/ユジャ・ワンのピアノを生で聴きたい人
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=00066029
4/17, 19 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サイモン・ラトル
ラトル×ウィーン・フィルの公演。
しかもマーラー《交響曲第9番》となれば、もう事件です。
この曲は、派手に盛り上がるというより、
どっぷりと音楽に浸っていくタイプ。
ウィーンで聴けるなら、それだけでウィーンに行く理由になります。
ただし初めての人に分かりやすい名曲集ではなく、
長さも内容も重いので、今回は中級者向けに入れました。
プログラム
- マーラー:交響曲第9番
こんな人におすすめ
ラトル×ウィーン・フィルを聴きたい/マーラーが好き/「一曲入魂」の公演を求める人
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=000570b9
4/28 ロンドン交響楽団
指揮:アントニオ・パッパーノ
ピアノ:デニス・コジュヒン
前半はバーンスタイン《不安の時代》。
ピアノ入りの交響曲で、雰囲気も構造も少し現代寄りです。
後半はチャイコフスキー《悲愴》。
パッパーノの歌心が、この作品の痛みや陰影をどう描くのか。
そこが最大の聴きどころになりそうです。
前半がやや難しめで、後半も重い大曲。
「分かりやすい名曲で楽しく」という公演ではないので、今回は中級者向けにしました。
プログラム
- バーンスタイン:交響曲第2番《不安の時代》
- チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》
こんな人におすすめ
チャイコフスキーの悲愴を聴きたい/パッパーノの演奏を聴いてみたい
公演ホームページ
→https://musikverein.at/konzert/?id=0005ec9a
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回「中級者向け」に入れた公演も、
初めての方が十分楽しめる可能性はあります。
少し背伸びする気持ちで、ぜひチャレンジしてみてください。
やはりウィーンは、いいですね。
良い公演が多すぎて、書いているうちに私も行きたくなりました。
今回はここまで。
疑問点がありましたら、下記のお問い合わせフォームをご利用ください。
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「クラシック、行ってみたい。でも不安…」
— 初コンサート案内人 (@music_prescript) January 19, 2026
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