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おすすめ公演

【2026/27】ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団定期公演プログラム|おすすめ5選

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ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の
2026/27シーズンが発表されました。

今季もぜいたくなプログラムが
ずらりと並んでいます。

今回はそのなかから、
「どの公演を選べば満足できる?」を
もう少し深掘りします。

紹介は2本立て。

  • 初心者向け:初めてのクラシックでも外しにくい回
  • 中級者向け:曲目や演奏家で選ぶ楽しさが出てくる回

アムステルダム旅行で
現地鑑賞を検討している方は、
公演選びのたたき台として
ぜひ参考にしてください。

公演まとめ

初心者向け公演

  • 2026/10/22, 23, 25 リッカルド・ミナージ
  • 2027/1/7, 8 イヴァン・フィッシャー

中級者向け公演

  • 2026/9/23, 24, 25 ヨアナ・マルヴィッツ
  • 2026/10/9, 11 ペトル・ポペルカ
  • 2027/4/2, 4 山田和樹

初心者向け公演

2026/10/22, 23, 25 リッカルド・ミナージ

指揮:リッカルド・ミナージ
ピアノ:藤田真央

プログラム 

  • エミーリエ・マイヤー:「ファウスト」序曲(オランダ初演)
  • モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番
  • ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

こんな人におすすめ

  • はじめてコンセルトヘボウに行く方
  • 王道プログラムで感動したい方

ベートーヴェンの「運命」は、
クラシック音楽のなかでも
もっとも有名な作品のひとつです。
コンセルトヘボウの豊かな響きで聴く
「運命」は格別でしょう。

前半には藤田真央が登場します。
モーツァルトのピアノ協奏曲第25番は、
華やかさとスケールの大きさを
あわせ持った名曲です。
藤田の透明感ある音色と
ぴったりのプログラムといえます。

はじめてのコンセルトヘボウ体験に
ふさわしい、王道のプログラムです。

2027/1/7, 8 イヴァン・フィッシャー

指揮:イヴァン・フィッシャー
ピアノ:ユンチャン・リム

プログラム 

  • ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
  • リスト:ピアノ協奏曲第2番
  • シューベルト:交響曲第9番「グレート」

こんな人におすすめ

  • 充実感のある公演を楽しみたい方
  • 話題のピアニストを聴いてみたい方

ユンチャン・リムは、
2022年のヴァン・クライバーン
国際コンクールを
史上最年少で優勝したピアニストです。
リストのピアノ協奏曲第2番は
ロマンティックで聴きやすい作品なので、
入門にもおすすめできます。

美しいチェロの独奏もあり、
コンセルトヘボウの美しさも
堪能できます。

メインのシューベルト「グレート」は、
約50分にもおよぶ大作です。
イヴァン・フィッシャーは
このオーケストラとの共演歴が長く、
信頼関係のある演奏が期待できます。

冒頭の「魔弾の射手」序曲も
ドラマティックで楽しい作品です。
3曲とも充実したプログラムで、
満足度の高い公演になるでしょう。

中級者向け公演

2026/9/23, 24, 25 ヨアナ・マルヴィッツ

指揮:ヨアナ・マルヴィッツ
ピアノ:チョ・ソンジン

プログラム 

  • メレディス:Nautilus
  • チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
  • ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
  • R.シュトラウス:「ばらの騎士」ワルツ

こんな人におすすめ

  • 注目の指揮者とピアニストの共演を体験したい方

ヨアナ・マルヴィッツは、
いま世界でもっとも注目されている
指揮者のひとりです。
私もベルリン・フィルでの定期公演を
聴きましたが素晴らしい音の作りでした。

チョ・ソンジンが弾く
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、
華麗でパワフルな名曲です。
この組み合わせは見逃せません。

後半のヒンデミットと
R.シュトラウスの組み合わせも
聴きごたえがあります。
特にヒンデミットは
ベルリン・フィルの定期公演でも

取り上げられており、
素晴らしい音作りでした。

マルヴィッツがこのオーケストラから
どんな音を引き出すか、楽しみです。

今回の5公演の中では、
この公演が最もおすすめです。

2026/10/9, 11 ペトル・ポペルカ

指揮:ペトル・ポペルカ
ピアノ:エマニュエル・アックス

プログラム 

  • チャイコフスキー:「フランチェスカ・ダ・リミニ」
  • ジョン・ウィリアムズ:ピアノ協奏曲
  • ドヴォルザーク:交響曲第6番

こんな人におすすめ

  • 映画音楽とクラシックの両方が好きな方
  • 珍しいプログラムに惹かれる方
  • ポペルカのデビュー公演を聴きたい方

ペトル・ポペルカが、
ついにコンセルトヘボウに登場します。

チェコ出身の若き俊英として
近年急速に頭角を現しているポペルカ
が、
名門オーケストラと
どんな演奏を作り上げるのか
注目の公演です。

プログラムの軸となるのは、
ドヴォルザークの交響曲第6番です。
演奏機会の少ない隠れた名曲ですが、
祖国の大作曲家の作品を
ポペルカがどのように解釈するか

期待が高まります。
チェコ音楽の血脈を知る
指揮者ならではの読みを、
ぜひ聴き届けてください。

ソリストのエマニュエル・アックスによる
ジョン・ウィリアムズの
ピアノ協奏曲も見どころです。
「スター・ウォーズ」や
「シンドラーのリスト」
で知られる映画音楽の巨匠が
書いたコンサート作品
を、
コンセルトヘボウで聴ける機会は
そうそうありません。

2027/4/2, 4 山田和樹

指揮:山田和樹
ヴァイオリン:ヤニーネ・ヤンセン

プログラム 

  • ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
  • 武満徹:ドリームタイム
  • ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第2組曲

こんな人におすすめ

  • ヤンセンのベートーヴェンを堪能したい方
  • 日本人指揮者の活躍を応援したい方

ヤニーネ・ヤンセンは
オランダを代表する
ヴァイオリニスト
です。
コンセルトヘボウとの相性は
いうまでもありません。
その彼女が弾くベートーヴェンの
ヴァイオリン協奏曲は、
特別な演奏になるでしょう。

指揮は山田和樹です。
バーミンガム市交響楽団の
音楽監督としても知られ、
ヨーロッパの主要オーケストラに
次々と客演しています。

武満徹の「ドリームタイム」は
色彩ゆたかなオーケストラ作品です。
ルーセルの「バッカスとアリアーヌ」も
華やかで楽しい曲なので、
全体として聴きやすい
プログラムといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

アムステルダムの
コンセルトヘボウは、
世界でもっとも美しい音響をもつ
ホールのひとつです。
旅行の計画にあわせて、
ぜひ足を運んでみてください。

今回はここまで。
疑問点がありましたら、
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更新はXでも流しています。
公演前の不安を減らす小ネタも書いているので、
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それでは、また。

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    医師の聴く専
    20代の医師/クラシックは演奏できず、ほぼ“聴く専”。大学生の頃にクラシック音楽の魅力にハマりました。非専門家の目線で「初めてのコンサート」「チケットの取り方」「サブスクの聴き方」などを分かりやすく整理して発信しています。少しでも多くの方にコンサートへ来ていただくことが目標です。
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